「MUCC」の絶望的なおすすめ曲5選を紹介。ムックと言えばこの曲!まず聴くべき名曲たち

音楽
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V系で一番好きなバンドはMUCC!どうも、病んでる人こと青海ゆうきです。

 

MUCCの曲を初めて聴いたのは17歳の時。

それから13年が経った今でも変わらず好きでいるバンドだ。

音楽を扱うブログとしては紹介しないわけにはいかない。

 

 

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MUCCについて

 

 

1997年の結成の4人組ロックバンド。

結成当初は白い肌に目の周りの黒くする化粧で、曲調からもビジュアル系バンドとして分類されていたが、現在はロックバンドとして日本だけでなく世界で活躍している。

海外アーティストの来日公演時にはオープニングアクトを務めたり海外アーティストとの繋がりも深い。

MUCCの魅力は何と言っても文学的な歌詞と昭和の歌謡曲のようなメロディー。

懐かしいメロディーにロックやメタルの要素が加わった曲が多い。

初期の曲は人間の負の感情や社会風刺をテーマにした痛々しく重々しい曲が多い。

次第にバラードなども増えていき、最近ではエレクトロニカを取り入れたりダンスミュージックのような曲も出している。

しかしどんなテイストの曲を出してもMCUUらしさは消えることがなく、ビジュアル系によくある

メジャーデビューしたらマイナー調の曲を一切作らなくなってポップな曲ばかりになった!ということもない

 

 

 

絶望的なおすすめ曲を紹介

 

MUCCのおすすめしたい曲はたくさんあるのだが今回は絶望編ということで、聴いたら心が重くなるような絶望的な曲を紹介する。

 

 

空虚な部屋

 

2006年4月に発売されたムックの6thアルバム「6」に収録されている曲。

美しい旋律のAメロからデスボイスを挟みサビへと移る。

Aメロの高音のハモリが不安感を助長させている。

ボーカル達瑯の歌声の魅力が詰まった一曲で、デスボイスもただ音を歪ませているだけではなく、感情が入っていて心にダイレクトに訴えかける叫びの声だ。

タイトルの通り空虚な部屋で孤独を叫び嘆いている歌詞。

 

激しい★★★★☆
静か ★☆☆☆☆
ポップ★☆☆☆☆
暗い ★★★★★
切ない★★★☆☆

病んでる度85%

 

ほとんどのショップで取り扱いのないアルバム。

 

 

誰も居ない家

 

2004年9月に発売されたムックの4thアルバム「朽木の灯」(くちきのとう)に収録されている曲。

イントロから不穏な空気が漂うこの曲はギターがボーカルの後で奇妙な音を出している。

サビへの移行部分に裏拍で鳴るギターに一瞬ドキっとさせられる。

誰も居ない家へと帰る少年の憂鬱な感情を歌っている。

ムックの曲は人が本来享受すべき愛をもらえずに孤独に嘆くといった歌詞が多いがその少年版といった感じだ。

誰も居ない部屋の不気味さと少年の孤独が合わさってゾクゾクさせられる。

さきほど紹介した「空虚な部屋」と曲の感じが似ているので、どちらかが好きな人はもう片方も好きなはずだ。

 

激しい★★★★☆
静か ★☆☆☆☆
ポップ★☆☆☆☆
暗い ★★★★★
切ない★★★☆☆

病んでる度85%

 

 

朽木の塔

 

誰も居ない家と同じアルバム「朽木の灯」の一番最後に収録されている曲。

スローテンポでAメロの部分ではギターのアルペジオが物悲しさを出している。

2006年の武道館公演で、ライブでこの曲をやるのは最後だと封印されたこともあってファンの中では伝説的な曲だ。

 

このアルバムは「朽木の塔」にすべてが詰まっています。ゲロ吐きそうになりながらやってたんで。

ムック大特集、インタヴュー後半 | BARKS 2004年9月3日更新(最終閲覧日2018年8月27日)よりhttps://www.barks.jp/news/?id=1000002451

 

と達瑯が語っている通り、収録時間11分の大作は達瑯でしか歌い上げることのできない素晴らしい作品になっている。

難しいメロディーは一切なく、とにかく表現力の高さに脱帽せざるを得ない。

シャウトの中にも表現の幅があり、まるで映画を観ているような没入感を味わうことができる。

MUCCの曲の中で1、2を争う僕のおすすめ曲だ。こんな風に叫んでみたい・・・。

 

激しい★★★☆☆
静か ★★☆☆☆
ポップ★☆☆☆☆
暗い ★★★★★
切ない★★★★☆

病んでる度95%

 

 

我、在ルベキ場所

 

2003年5月に発売された、ムックのメジャーデビューシングル。

2003年9月発売のアルバム「是空」(ぜくう)に新しいアウトロが追加されたアルバムバージョン、2007年6月に発売されたベストアルバム「BEST OF MUCC」にリマスタリングされ収録されている。

自分の居場所、存在価値や救いを求める歌詞でこれぞムックと言える代表曲でもある。

サビ前までは早口でメロディの上下も少ないがサビは突き刺さるようなベースと壮大なボーカルラインが印象的だ。

 

激しい★★★★☆
静か ★☆☆☆☆
ポップ★★☆☆☆
暗い ★★★★★
切ない★★☆☆☆

病んでる度80%

 

 

絶望

 

2002年9月に発売されたアルバム「葬ラ謳(ほむらうた)」に収録されている曲。

2007年6月に発売されたベストアルバム「WORST OF MUCC」にも収録されている。

とにかく絶望だということをひたすら歌っている。

聴いている人を絶望させるというよりは、絶望して発狂した人の歌。

ムックの曲で絶望編なのに何で「絶望」が入ってないんだと夢烏(ムッカー)さんに言われてしまわないようにきちんと紹介した僕を誰か褒めてくれ。

 

激しい★★★★☆
静か ★☆☆☆☆
ポップ★★★☆☆
暗い ★★★★☆
切ない★☆☆☆☆

病んでる度75%

 

 

まとめ

 

ムックの曲は初期~6枚目のアルバムまでが暗く重い曲が多い。

その中でも特におすすめなのは4枚目のアルバム「朽木の灯」だ。

ただ暗いだけでなくわかりやすいメロディーと完成されたと言ってもいい達瑯の歌声が堪能できる。是非聴いてみるがよろし。

「我、在ルベキ場所」が収録された「Best of Mucc」と「絶望」が収録された「WORST OF MUCC」はベストアルバムでMUCCの曲を聴いたことのない人にはおすすめのアルバムだ。

レンタルショップでもたまに見かけることがあるからチェックしてみてほしい。

 

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